神恩講例祭をおつとめして遠い祖先の御霊を慰めるとともに、この一年に亡くなられた46柱の新しい御霊を合祀いたしました。
遺族の方をはじめ、本・兼務社の役員がお参りし、静かに慰霊の時を過ごしました。
祭式後、富山大学名誉教授の竹内章 氏による
「迫りくる南海トラフ地震と富山県西部地震の可能性」の講演がありました。
断層の構造や南海トラフ、高岡・射水断層のお話など、多岐にわたる興味深いお話をお聴きすることができました。
特に想定震度や射水断層のお話で身近な地図が出てくると、私たちの住む地域はどうなのか、思わず身を乗り出してしまいました。
講演の後も聴講の皆さんから飛び出した質問に丁寧に答えて下さり、大変有意義な時間となりました。
地震は起こる。それを肝に銘じて備えていく事が大切ですね。
12日、櫛田地区戦没者追悼式。
先の大戦で亡くなられた戦没者の追悼式をおつとめいたしました。
櫛田遺族会のみなさんが参列し、会長の長紀一郎さんが玉串を奉げました。
また、17日は遠い祖先の御霊を慰めるとともに、この一年間亡くなられた新しい御霊を合祀する神恩講です。
式後、16:15から富山大学名誉教授 竹内 章 氏による講演があります。
演題は「迫りくる南海トラフ地震と富山県西部地震の可能性」。
お正月の地震に加え、先日初めての南海トラフ地震臨時情報「巨大地震注意」が出た今、皆で防災意識を高めていければ幸いです。
講演はどなたでも無料でお聴きいただけます。お問い合わせは社務所(0766-54-1733)まで。
戦時中の学童疎開の縁から長く続いている猿楽小学校(東京渋谷区)と金山小学校との交流。
今年は猿楽小学校から80名の児童が金山小学校を訪れています。
金山地区三社の宮司を櫛田神社の宮司が兼ねており、普段から交流が盛んな地域。
宮司の妻がかつて金山小の教諭として猿楽小に子どもたちを引率したこと(現在猿楽会の会員)や、様々なご縁も加わり、今回「金山交流を支える会」と「猿楽会」をはじめとする金山地区の皆さんが櫛田神社を訪問し、しばし親交をあたためました。
金山交流を支える会の会長さんが玉串を奉げ、ステンドグラス記念館や風鈴トンネルなど境内を散策されました。
姉妹校交流の始まった昭和52年、両校の代表児童の誓いのことばに
「姉妹校としていつまでも仲良くしていくことを誓います」とあります。
その誓いどおり、両校の交流が今まで活発に受け継がれたこと、今こうして新たなご縁がつながったことが感慨深く、学童疎開80年の節目の今年、これからも温かな交流が長く続くことを願ってやみません。